2011年08月16日

シャンパンは悲しいときにも勇気を与えてくれる!

もちろん牧場にお盆休みはない。ましてやレストランをやってたら、お盆は稼ぎ時、休めるはずもなく。。。
そうはいっても、妹夫婦と子供たちを呼んで、今日はお盆のお疲れさん会をかねてのBBQ。
美味しい肉を用意する以外に特別なことができるわけでもなく、ワイン蔵に潜めてあったワインで乾杯しようということになった。

FIREHILLでも取り扱ってるココファームワイナリーが、シャンパーニュ製法でつくるスパークリングワイン「ぐらんのぼ」。あの世界のソムリエ田崎真也さんが推薦し沖縄サミットでも使用されたので、一度飲んでみたいな〜と思って自家用にこそっと潜めておいたんです(^.^)
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正月以来の飲酒人口だったんで一本で足りるはずもなく、今度はシャンパーニュ。
知人に頂いて潜めていた当たり年のドン・ペリニヨン1996を開栓。
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束の間のちょっぴり贅沢な夜となった。
だが、酒がまったくといっていい程飲めない僕にとって、2本のテイスティングはもちろん撃沈を意味した。

10年程前であろうか、僕がワインの勉強をしていたころ、すごく心に響いた言葉があった。そのフレーズがふと頭をよぎったのだ。

「シャンパンは幸せなときを、なおいっそう華やかなにしてくれる。。。そして、シャンパンは悲しいときにも勇気を与えてくれる。。。」

僕は、シャンパンはその儀式にも似た製法から、節目、節目の「特別なとき」に飲むものだと思っている。大変な時だって「特別なとき」には変わりない。

だから梶岡牧場にとって、こんな時に・・・、ではなくこんな時だからこそシャンパンだと思った。

つらい状況の僕にとってシャンパンは勇気を与えてくれた。。。

BSEに始まり、口蹄疫、生肉問題にセシウム牛肉問題、
そして極めつけが・・・。
でも、これは自分に与えられた試練だと受け止め、
今、この状況でしか感じれない事を楽しんでみます!


それもこれもすべて夢の途中・・・。
必ず何とかなると信じて頑張りますので応援していてください!


samurai__cowboy at 23:30│Comments(2)TrackBack(0)牛飼い | 牛肉

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この記事へのコメント

1. Posted by 比嘉   2011年09月02日 20:03
以前、某塾の事務局スタッフをさせていただいていました比嘉(ひが)です。
ニュースを聞いて、梶岡さんのことが真っ先に思い浮かび、心配致しておりました。
しかし、この力強いお言葉に、逆にパワーをいただきました!

こちらは昨年、娘が生まれまして、
少し大きくなってFIRE HILLさんに連れていき、
食事を楽しみ、動物たちとふれあわせるのを夢見ています。

お体に気をつけて、ますますパワフルなご活躍を確信しております。
こちらもいろいろ頑張ります!
2. Posted by samurai__cowboy   2011年09月02日 21:52
比嘉さま

ご無沙汰しております。
そうです、あの大河塾での経験が僕をタフにしてくたんです!
現実的には今はまだ先が見えない状態ですが、チャンスのドアは必ず隠れていると信じております。そのドアをこじ開けるために今出来る事を一つずつ、一つずつ。。。応援ありがとうございます!!
笑顔でお合いできるのを楽しみにしております!

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