2014年08月31日

本物のザッハトルテと堆肥の配達!?

今日、夏休み最後の日は下の娘とトラックで袋詰め堆肥の配達。
もう、このお客さまとはお付き合いをはじめて6年くらいになるかなぁ〜、野菜の味が変わったと喜んで頂けてます。
そしてその配達先で頂いた巨峰。むちゃくちゃ凝縮感あって酸味と甘みのバランスが絶妙、香り高く美味かったです!!

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そして、夏休み中に、よく手伝ってくれた子供たちと甥っ子たちに、私の大好きな『ティーゲベック』のケーキを買って帰りました。
以前も堆肥の配達の時、何も知らずウィーン菓子の看板につられて、ふらっと立ち寄り、シェフと奧さんと随分長く、菓子についてお話しさせて頂きました。いつもツナギ姿でトラックで乗り付けて申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが...(^_^;)

さて、ここのケーキ、派手さはないんですが、『質実剛健』をカタチにしたようなケーキたちです。
中でも一押しは『ザッハトルテ』180年以上前に生まれた伝統のレシピを頑なに守り続ける逸品。
私が味を語ってしまうと陳腐になってしまうので、是非とも味わって体感してみて下さい(>_<)
シェフは本物のザッハトルテの伝統文化を守り伝えるために、日本各地で指導もしておられるそうです。

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そして、ザッハで使う、杏(あんず)ジャムもシェフ自ら作られてます。
その杏の仁(種)をきちんと使われた『杏仁豆腐』がこれまた秀逸!!
私が奧さんに『杏仁豆腐って、もしかして杏の種から作られてるんですか?』って伺うと、それはそれは嬉しそうに満面の笑みで「知っておられるんですね!!」と...こっちが照れちゃいます(笑)
大半の杏仁豆腐がアーモンドエッセンスなどで作られてる昨今、これが本物の杏仁豆腐です。
多くの人はウィーン菓子でなぜに杏仁豆腐??と思われるでしょうが、こんな繋がりがあるんですね。

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そんなエピソードが全てのケーキにひっそりと隠れてる『ティーゲベック』
牛乳も牧場(酪農家)から直送してもらい、今どきプラスティック容器でなく、全てグラスを使われてるって所に、シェフの菓子づくりに対する姿勢と敬意が伺えます。
私も仕事はかくありたいとあらためて思った次第です。

お行儀悪いですが、子供たちが食べてる全てのケーキをワンスプーンして歩いたのは言うまでもありません(笑)

samurai__cowboy at 18:57│Comments(0)TrackBack(0)レストラン | 堆肥

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